作者は畑正憲氏。
言わずと知れたムツゴロウさんです。
ムツゴロウ世界動物紀行 アフリカ篇 (ソフトバンク文庫) ムツゴロウ世界動物紀行 南米・モーリシャス篇 (ソフトバンク文庫)
某駅構内の書店で、平積みしてあったんで思わず購入しました。


映画監督でもある氏の文章は、とても視覚的、体感的で分かりやすいです。
引き込まれて、一息に読みきりました。




TVで良く知られてるムツゴロウさんのイメージは、
動物がスゴク好きな人(悪く言えば、ただそれだけの人)というのが一般的なものだと思います。


自分はご本人との面識は当然無いので、文章から読み取れるものだけを持って断じますが、
只者じゃないですよ、やっぱり。
どんな人間でも経験をつめば氏のようになれる訳じゃなくて、
氏だからこそこれだけの体験が出来たのだと実感出来ます。




人間が環境を破壊しているという考えと、
それすらも自然の一部だとする説がありますが、
大事なことは、
自分の中での答え*1を準備しておく事と、
同様にして得られた他者の考えを尊重し、対話する用意をしておく事だと思います。


結局のところ、人に危害を加えるのは・・・。
そんな事を考えさせられました。


【蛇足】
麻雀格闘倶楽部に、本人出て来たりしないんでしょか(^^;。

*1:自力で行けないところのモノに手を出すのは極力避けるってのが無難だと思ってますけどね・・・。