GOSICKsⅡ

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副題：夏から遠ざかる列車
作者：桜庭一樹
挿絵：武田日向
別れの気配を漂わせている本編ですが、短編集のこちらはそれとは全く無縁。


舞台は夏休みを迎えた学園。
ちょうど、本編の４巻と５巻の間の物語。
つまり。
この作品内においては、主人公二人が別れる事が無い事は確定。
と、言うことで・・・。
何よりもファンが安心して読める短編集ですね♪


この。
いつか過ごした楽しかった時間を追体験する感じは、あれ。
よつばと！に近いんじゃないかと。
特に今回は同じ夏休みな訳だし・・・。
と、この文を書きながら思ったり。


また。
武田日向さんのイラストもますます神画家ってます！
もしこれまでのカラーイラストと挿絵を絵本仕立てにした原画集が出たら、絶対に買いますよ！！


さて絵といえば。
前巻にイラスト付で提示された子馬のパズルの回答も紹介されてますね。
出典として、サム・ロイドの名前があったのでWikiで調べてみたら結構面白かったです。
なんか得した気になりました。


【蛇足】
サム・ロイド−Wikipedia−はこちら。

*1:発売日：2006/05・レーベル：富士見ミステリー文庫