副題:『フリー・プログラム:Winner takes all?』
作者:海原零
挿絵:鈴平ひろ
台詞より、主人公に見えている情景の方が印象に残りました。
私達は暫し、話を続けた……
100日間の思い出の1つ1つを、慈しむかのように。
少しでいい。
時間が止まってくれればいいのに……。
(270頁)
他者の視界を通して、ありえない世界を体感した気持ちになれるのが、こういった一人称作品の魅力じゃないでしょか。
しみじみ良かったですよ〜。
【蛇足】
ヒステリックなマスコミ(w。
それにキレてから、凹むまでの流れが秀逸でした(^^)/。