ディープインパクトの単勝転がし

 
3角からスゥーっと、迫り出していく姿は一頭だけ違う生き物みたいでした。
4角では先頭を射程圏におさめて、直線は突き放す一方。
最後は手綱を緩めての3馬身差で、まさに完勝でしたね。
  
ゴール後、真っ先に頭に浮かんだのは前日の「うるぐす」」で見た武騎手のコメント*1
「後にベストレースと言われるレースにしたい」と言う趣旨の発言。
 
ぉお、嘘じゃなかった!
 
衝撃のレコード勝ちの天皇賞(春)と比べても今回の有馬は特別でした。
  
いわば、どう勝つのかが最大の焦点だったのが春天
対して、勝てるのかどうかが問われたのが今回の一戦。
 
勝って当然と見られた馬が1年越しの雪辱と有終に挑む構図は、・・・燃えますなぁ。
もう、見てるだけでも面白いです! 
競馬はスポーツなんだって事を改めて実感しました。
 
なんたって。

あの女性ファンの多さは異常です(笑)。
競馬ファンならぬディープファン*2
所詮ギャンブルでしかないというなら、あれだけのファンは付かなかったんじゃないかと。
 
反面。
ライバル不在が馬券的妙味を薄くし、売り上げ自体は落ち込んだと言われています。
んで調べてて、面白かったのが下のスポニチの特集。

各レースの単勝支持率と配当が載ってます。
そこでもし、「ディープの単勝新馬戦から購入し、当たった配当を全て次のレースに突っ込んだらどうなったか」、いわば単勝転がしをしてみました。

  • 但し、お祭レースのグランプリ*3は除外します。(←ポイントw)
  • 初期投資額は、10,000円です。
1 2 3 4 5
レース名 新馬 若駒S 弥生賞 皐月賞 ダービー
オッズ 1.1 1.1 1.2 1.3 1.1
結果 11,000 12,100 14,520 18,850(+20) 20680(+70)
6 7 8 9 10
レース名 神戸新聞杯 菊花賞 阪神大賞典 天皇賞(春) JC
オッズ 1.1 1.0 1.1 1.1 1.3
結果 22,770(+50) 22,800(+20) 25080(+20) 27610 35880(+10)

 
結果は、35890円
 

馬券購入の最小単位は100円なので、端数は繰り越して100円になったら資金に充ててます。
この馬が勝つと確信できる堅いレースの事を銀行レースと言いますが、ディープ銀行の運用実績は圧倒的ですね(笑)。
ま、実際には無念の有馬記念があるので、そこでリセットになる訳ですが・・・。

なので、それ以後の全レースで同様にまとめてみましたよ。

  • 追加資本は10,000円です。
  • また今回の有馬のオッズは「1.2」でした。

 

1 2 3 4 5
レース名 阪神大賞典 天皇賞(春) 宝塚記念 JC 有馬記念
オッズ 1.1 1.1 1.1 1.3 1.2
結果 11,000 12,100 13,310 17,290(+10) 20,760


って、すげーなー!
元を取り戻して、収支は+760円。
トータル利率は3.8%(760/20000)。
今期一年だけでもディープに信託しとけば、10,000円が20,760円になってた事になりますね。
ここまで来ると馬券と言うよりは、株券と言ったほうがしっくりくるような気もw。
 
普通。
こういった検証は複勝でやるもんなんですが、それを単勝でさせてまうのが非凡な証拠でしょう。
 
もうレースが見られないとなると正直寂しいですが、それだけ早く次の世代を見られるって事でもあるので楽しみはまだまだ続きます。
3年後の初年度デビューが今から待ち遠しいですよ〜。
 

馬券での勝ち組(^^;

スポニチの記事にもありますが・・・。
実際は単勝に100円だけ出して、やふおk(ry。
 

蛇足

とりあえず来年のクラシックは、フサイチホウオー*4に期待しようかと。
ジャングルポケット産駒なので、ダービーが楽しみで楽しみで。
 

蛇足2

この検証には、タネというか落とし穴があります。
それは初期投資額を一万円にした事ですw。
 
これがもし100円スタートだとしたら、グランプリ除外バージョンでの最終結果は280円にしかなりませんし、今年限定バージョンだと180円にしかなりません。
同じオッズなのに、元本によって利益率に差が出ます。
 
ま。
所詮は机上の空論なんで、そこはスルーと言う事で・・・。

*1:インタビュアーは杉本清さん

*2:こう書くとマニアックな響きがw

*3:有馬記念宝塚記念

*4:PickUp