この作品が良かった2006(マンガ)
年の瀬ですね・・・。
あちこち巡回してみると読んだ本を取り上げて、今年のまとめをされてる方が多数いらっしゃるようなので、自分も倣ってみようかと。
マンガ
- やさしくしないで!(3)
作者:松山花子(→感想)
作者が日頃どんな風に人間を見てるのか知りたくなります(笑)。
出来る女性の代名詞みたいな三条部長の婦女子っぷりが素敵です。
- チーズスイートホーム(3)
作者:こなみかなた(→感想)
どこにでもありそうな出来事に一喜一憂しました。
「くろいの」に懐く「チー」が可愛らしゅーてなりません。
- よつばと!(6)
作者:あずまきよひこ(→感想)
家をちょこっと離れたら、大冒険の始まりです!
世界の中心によつばがいて。
一番身近に、ちゃんと見守るとーちゃんが居て。
人と知り合うごとに、世界はどんどん広がって・・・。
懐かしさと開放感で胸がいっぱいになってきます。
- で、最後。
- はちみつとクローバー(10)
作者:羽海野チカ
-
- からくりサーカス(43)
作者:藤田和日郎
両方とも最終巻。
ジャンルも内容もかけ離れてる二作なんですが、自分の中ではえらくシンクロするんです。
「人を好きになる」って事*1。
その問いに対して、両作品ともきちんと答えてくれてるからなんじゃないかと思っています。
その辺りをちょっとだけ下にまとめてみました。
※早い話がフレーズ引用(ネタバレ全開です)。
※未読の方はご注意をばm(_ _)m
んでは。
ずっと考えていたんだ
実らなかった恋に意味はあるのかなって
消えてしまったものは
始めからなかったものと
同じなのかなって
(はちみつとクローバー)
それはちがうよ・・・
思い出の中で大好きな人の笑顔が浮かぶ・・・
笑顔は・・・本当にはかないもので・・・
少しのコトですぐこわれちゃう。
でも、ぼくは思うんだ・・・
ぼくがガマンしたから、あの人の笑顔は守れたんだって。
ぼくはその人の横には、いないけど・・・・・・
だから、
(からくりサーカス)
今ならわかる
意味はある
あったんだよ
(はちみつとクローバー)
ぼくはなにも持たないで、いくわけじゃないんだ
(からくりサーカス)
やっぱ良いなぁ・・・。
*1:そして「何が一番大事か」って事