影≒光(４)

副題：激突編
作者：影名浅海
挿絵：植田亮
　
狭く深い姉弟愛と師弟愛を愛でるシリーズ!?の最新刊。
これまでは日本と英国、離れた場所で対抗心を燃やし続けてきた師匠と姉が遂にご対面の運びに(^^;。
前巻から楽しみにしていた「師匠と姉の修羅場」が早くも到来です。
って。
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姉、圧勝だよ(笑)。
清々しいまでの居直りっぷりに拍手する他ぁなし。
亀の甲より(ryってのが露骨に出た感じでしょーか(^^;。
　
んでもって肝心のストーリーは、序盤・中盤・終盤の三部構成。
序盤は姉と弟と師匠の邂逅、
修行に選んだ地で閉じ込められていた御仁を助けるのが中盤。
終盤は閉じ込められていた御仁の背景の書込み。
で、以下続刊な感じで終了。
　
なんとシリーズ初の分冊です。
（これは打ち切りの心配がなくなり、きちんと完結するまで続きを出版してくれる証拠と受け取っても良いのかな？）
　
ま。
普段は過剰なまでにデレデレでニヤニヤ出来るのですが、一反ネガティブ方面に転がると呆然とするくらい自虐的な面が顔を覗かせる、ある種ピーキーなシリーズなので今回の敵役がどこまで痛々しくなるのか心配してたりしますが、続きが待ち遠しいですね。