薔薇のマリア(5)

薔薇のマリア 5.SEASIDE BLOODEDGE (角川スニーカー文庫)*1
副題:Ⅴ.SEASIDE BLOODEDGE
作者:十文字青
挿絵:BUNBUN


『以下、ほんのりとネタバレ』


新章のスタートである今作は、シチリー的港町が舞台。
ストーリーを引っ張るのは、パパを筆頭とするマフィア。
当然のように血で血を洗う展開なんですが、グロさは感じません。
精神的なダメージもなく、これまでの中で一番好きかも。


なんせ某3兄弟*2が馬鹿で素敵過ぎます(笑)。
そうかと思えば、もうひとつのファミリーにはホロリと泣かされたりも…。


対照的な二つのファミリー繋ぐ人物の正体、今回の敵役の目的、また今作では出番の無かったメインキャストがどうストーリーに絡んでいくのか、などなど楽しみな点が一杯です。


次巻に注目して待とうと思います。

*1:発売日:2006/03・レーベル:角川スニーカー文庫

*2:特に徐々に真価を発揮する長兄が最高♪