タイトル:ハ行

ハッピー・ホリスター・シリーズ(3)

副題:宝さがし大捜査 作者:ジェリイ・ウェスト 訳:各務三郎 (1980年・読売新聞社発行) うちにある本の中で一番状態が悪い一冊、200頁程度のハードカバーです。 久々に手にとってみたら、カバーは無いわ・日焼けはしてるわ・シミが出てるわの三重奏で…

冬の巨人

[rakuten:book:12036029:image]*1 作者:古橋秀之 挿絵:藤城陽 内容 終わりのない冬、果てのない凍土の只中を、休むことなく歩き続ける異形の巨人”ミール”。 その背に造り上げられた都市は、人々の暮らす世界そのものだった。 都市の片隅に住む貧しい少年オ…

びんちょうタン(2)

*1 作者:江草天仁 感想 あらら、こらやばい。 素で可哀相になってきた・・・。 一冊読み切ると凹む、可愛い分だけ凹む。 一話一話はすげー好きなのに。 「大人は何やってんの!」って言いたくなるのは、オカシイのかな・・・。 *1:BLADE COMICS

百目の騎士(1)

*1 原作:小池倫太郎→http://www.telescope-ltd.jp/ 作画:村崎久都→http://www1.odn.ne.jp/~cfk14920/ 内容 祖父と父の背中を追い、グリーブ王国親衛隊に入隊した秀才騎士・チヅル。 しかし、憧れだったはずの親衛隊が理想とはほど遠いことに幻滅し、隠遁し…

フレイアになりたい(2)

副題:ハーデスが泣いている 作者:岡崎裕信 挿絵:中村博文 内容 高校生最後の夏、夢の映画制作に動き始めた風間瞳。 映画の華・主演女優役には顔よし、アクションよしの妹分・音無夜空を狙っているが交渉は難航中。 そんな矢先、同級生が自殺した。 「神格…

バッテリー

http://shearline.g.hatena.ne.jp/files/shearline/8db42d1aa5e57028.flv 【主題歌:春の風/熊木杏里】 ・CM(15秒)→http://www.youtube.com/watch?v=0a8ikYJMAk0 ・CM(30秒)→http://www.youtube.com/watch?v=TT98GA06fdw ・インタビュー(5分07秒)→htt…

パズルでめぐる奇妙な数学ワールド

パズルでめぐる奇妙な数学ワールド作者: イアンスチュアート,Ian Stewart,伊藤文英出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (8件) を見る 良く出題される算数の問題のひとつに「1から100…

普通の人々

*1 作者:松山花子 おおすじ 皆がやることを 皆がやるように 普通にがんばってきた 絵に描いたような普通のサラリーマン「佐藤」さん。 その彼が「大衆的志向」を抑圧する「地方」に左遷され、一家総出で転勤したから大変です。社員食堂で「定食」を頼もうも…

フェイト/ゼロ(1)

副題:第四次聖杯戦争秘話 作者:虚淵玄 挿絵:武内崇 ホロ酔い。 ねじれて収束するために広げられた大風呂敷。 行き着く先は分かっていても。 ソコまでの道程。 それがココまで起伏に富んでいようとは。 オモロイ。 すげー楽しい。 そーいや。 あとがきのグ…

パレドゥレーヌ〜薔薇の守護〜

*1 作者:妹尾ゆふ子 イラスト:皇なつき 工画堂 同名ゲームのノベライズ。 但し、舞台はゲームのそれより少し前、との事。 (説明はこちらで→うさぎ屋本舗*2) ゲームは未プレイの状態で読みましたが無問題ですた。 むしろその後がどうなったのか興味をかき…

”文学少女”と繋がれた愚者

*1 作者:野村美月 挿絵:竹岡美穂 綺麗なだけじゃ生きてけないんですね。 てか、このエピローグは! ・ ・ ・ まさかって感じで、続きを読むのが少し恐いような。 ひとまずの結論。 今回も遠子先輩の想像は、清々しいほど切れ味抜群でした。 最後の一歩を踏…

ひぐらしのなく頃に 暇潰し編(2)

*1 原作・監修:竜騎士07 作画:外海良基 (うわぁ、こりゃダメだわ)いつの間にか作品に引き込まれて、ヒロインに入れ込んでた自分に気付きます。 ラストなんて、奥歯噛締めないと視界が滲んで読めねーのです。 特に。 下に挙げたフレーズに至るまでの描写…

BLACK BLOOD BROTHERS S(3)

*1 作者:あざの耕平 挿絵:草河遊也 ドラマガ連載の6話に書き下ろし中篇を加えた短編集。 本編比だと、120%は増してるユルさが魅力的です。 わくわくしながら読みました。 *1:富士見ファンタジア文庫・2006/12/25

薔薇のマリア(6)

*1 副題:Ⅵ.BLOODRED SINGROOVE 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN 【蛇足的内容】 シンデンガー! イヌ?、・・・の下僕、death。 禍那死・・・。 【感想】 仲間でありながら表舞台に立つ機会がさほど無く、 その実態がいまいち見えてこなかったメンバーの髭・…

僕たちは歩かない

作者:古川日出男 はじめに 「何故歩かないのか」は、本編を読んでのお楽しみ。 ひとつ云えるのは、人間が成長するためには疑問を持つって事が大事って事だけ。 一番空気が近いのは、知る限りでは「ノーライフキング」かな。 感想 読了直後。 この本が伝えた…

箱の中の天国と地獄

作者:矢野龍王 【内容】 「二つの箱のどちらかを開ければ上階への扉は開かれる。 但し、正解は一つ、不正解には死の制裁が」 般若の面を被る謎の男に集められた男女6人が、密室と化した25階建の極秘施設から脱出するため繰り広げる極限の二者択一ゲーム。 …

箱の中の天国と地獄

作者:矢野龍王 挿絵:得能正太郎(→VISION) 本編はこれから。その前に宿題を片付けようかと。 宿題といってもこの本の作者からのもので、モノは次のふくめん算(笑)。 0から9の数字が、平仮名に置き換わったパズルゲームの一種です。 (感想→こちら) 問…

フレイアになりたい

作者:岡崎裕信 挿絵:中村博文 表紙と帯のインパクトで購入w。 死ねって誰に言われても、私は死なない―――! (250頁) 強く生きる為に何が要るのかを問いかける作品。 なんですが。 ・ ・ ・ なんというか、非常に「惜しい!」と言ってみます。 エンディング…

"文学少女"と飢え渇く幽霊

作者:野村美月 挿絵:竹岡美穂 命ってのは尊いもので、生きてく為には食べなきゃいけない。 だから食べるってのは尊い行為で、食事を任されるってのは愛情表現のひとつなんだろな。 ガラにも無く、そんな事を感じさせてくれる作品。 なので、 ・・・・・・ただ、…

BLACK BLOOD BROTHERS(6)

*1 副題:九牙集結 作者:あざの耕平 挿絵:草河遊矢 これまでよりもはるかに、胸を打つシーンが多かったです。 1巻冒頭にある「あの、うそつきめ」ってフレーズからして避けられない瞬間を意識させられました。 とりわけグッと来たのは次のヤリトリ。 「・・…

"文学少女"と死にたがりの道化

*1 作者:野村美月 挿絵:竹岡美穂 物語を食べちゃうくらい深く愛している"文学少女"天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今はただの男子高校生、井上心葉。 ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心が分からない、孤独な"お化け"の嘆きと絶望の物語だった――! …

私立樋渡高校COMICS(全2巻)

*1*2 作者:広瀬けいた よーは、リアルタイムエヴァ厨にとっての「ケロロ」であり「かってに改蔵」(笑)。 ギャグマンガで一番好きな作品で、保管用としてもう1セット探してるんですが全然見かけません。 ↓:内容はこんな感じでした*3。 1巻は「こちら」 2…

果ての塔の物語

*1*2 副題(1):想い綴る森 副題(2):煉情の獄 作者:森山櫂 挿絵:田島昭宇 果ての塔――― 世界の果てと呼ばれるサラナの地にその塔はあった。 塔の住人たちは、常人には持ち得ぬ寿命と力を持つ。 その力と知識で、異世界の接近にともなう歪みを正し、世界を…

薔薇のマリアver.1

*1 副題:つぼみのコロナ 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN(表紙はこちら) 『以下、ネタバレ』 *1:発売日:2006/07・レーベル:角川スニーカー文庫

薔薇のマリア(5)

*1 副題:Ⅴ.SEASIDE BLOODEDGE 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN 『以下、ほんのりとネタバレ』 新章のスタートである今作は、シチリー的港町が舞台。 ストーリーを引っ張るのは、パパを筆頭とするマフィア。 当然のように血で血を洗う展開なんですが、グロさは…

薔薇のマリア

*1 副題:Ⅳ.LOVE'N'KILL 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN まぁた、変なのにばっかり好かれて・・・(^^;。 サディスティックな歯医者がまともに見えてきた、結構ショック(爆)。 *1:発売日:2005/12・レーベル:角川スニーカー文庫

薔薇のマリア

*1 副題:Ver0 僕の蹉跌と再生の日々 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN プレストーリー。 *1:発売日:2005/04・レーベル:角川スニーカー文庫

薔薇のマリア

*1*2 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN Ⅱ.壊れそうなきみを胸に抱いて Ⅲ.荒ぶる物どもに吹き荒れろ嵐 生々しくて痛々しいです。 (場合によっては吐き気を催すかも・・・) けれど。 傷付いても前に進む姿に惹きつけられて、目が離せません。 タイトルの意味を感…

薔薇のマリア

Ⅰ.夢追い女王は永遠に眠れ *1 作者:十文字青 挿絵:BUNBUN あぁ、これは良い! 「砂の王*2」と同じ領域に、ガッチリと嵌まった気がする。 退廃的で魅力に満ちた世界観。 そして何より、人物が居るから進む物語。 期待以上の面白さでした。 とっとと続きを…

ぼくと魔女式アポカリプス

*1 作者:水瀬葉月 挿絵:藤原々々 三回点半捻られて、うちのめされました*2。 逃げ道も、聖域もない。 進み続けるしかない物語。 ・ ・ ・ 嫌いじゃないです。 ただ。 デタラメに、泣けてくるほど、痛々しかった(T^T)。 *1:発売日:2006/02・レーベル:電撃…