図解吸血鬼
*1
(F-Filesシリーズ:№006)
編著:森瀬繚/静川龍宗
ゲストコラム:海法紀光
吸血鬼の基本的要素(原典・古典・語源)を一通り押えつつ、
- ウィザードリィ
- 吸血鬼ハンターD
- バスタード
- ジョジョの奇妙な冒険
- 吸血姫美夕*2
- 月姫
- …など
のキャラクターに言及。
もとい。
3:1の割合でオタ向要素の方が濃く、資料本と言うより同人誌(笑)。
ゲストの海法さんはアルファシステムゆかりの人だった気がするし、個人的にはそれなりに楽しめました。
惜しまれるのは「イラストが無い」と言うこと。
販売戦略から来る予算の都合だろうとは思うけど、キャラ解説ページに小さなカットすらないのは寂しいです。
(新紀元社というと、佐嶋真実さんとか鈴木理華さんとか気鋭のイラストレーターを起用してるイメージが強いんで尚更)
その分、価格が抑えられてるのは分かるんですが…。
オタが買うには微妙に値段が高く、マニアが楽しむには濃さが足りないのはどうなんでしょ?
個人的に新紀元社の良さは「採算度外視してる点」にあると思っています*3。
菊地秀行さんとか引っ張りだして、イラストもふんだんに盛り込んで一冊作ってみませんか?
諭吉までなら、自分買いますよ?
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って、一人だけって論外か(^^;。