銃姫(2)
*1
作者:高殿円
挿絵:エナミカツミ
(まだ2巻なんですが…)
この作品には、「保護者*2成分」が足りないと思いました。
(メインキャストが全員孤児とはいえ、次のような状況は問題がある気がする…(^^;)
- 年長者の姉は、一人しか見ていない
- 指導者たりうる彼女は、過去に囚われ
- 男として起つべき彼に至っては、まだ子供
ひどく危なっかしい一行に思えてならなかったので、強引でお人好しの露天商の存在は個人的にありがたかったです。
こうした逞しさを持つ人物と触れ合う事で、彼らがどんな風に成長していくのかを楽しみにしていきたいです。
君のやっていることはちっとも正しくなんかない
正しいことをしているつもりはありません
では、ただの無謀だ。若者はとにかくそれを勇気だと勘違いしがちだがね
そうかもしれません
でも、それらを区別する線は、あなたに引かれたくはない
うん、良く吼えてます♪