やけど治療

夏の終わりに馬鹿やって、大やけどしてまいました(反省)。
ちょっと痛い話題になるので、苦手な方はスルーの方向で・・・。


原因は花火で、範囲は掌から肘にかけて、しかも両手。
3時間くらい冷やして、市販薬を塗り包帯巻いてもらって様子見してたら、これが大失敗。
ものの三十分としないうちに、両手に走る激痛。
慌てて包帯をほどいて、水道に走り、水をじゃぶじゃぶと掛けざるを得ない始末。
・・・本気で泣きそうになったので、夜間緊急で病院に連れてってもらいました。





脂汗を浮かべながら、しばし待ち。
水ぶくれしたところが、一度ガーゼ・包帯をまいたせいで破れたらしく刺すように痛みます。
実際には受付から5分くらいで看てもらえたんですが、エラク長く待ったような気がしました。


開口一番。
「これは痛いねー」とノタマう先生*1
「そうなんです、かなり痛いです」と、やせ我慢で応じるのが精一杯の自分。
苦笑しつつ、看護士さんになにやら指示を出された後、
振り返って、自分には「もう少し冷やしましょう」と一言。
な訳で、流しに連れて行かれ一時間ほど水で冷やしました。


その後、ガーゼでついばむ様に水気を拭い取られて*2、先生の待つ診察場所へ。
待っていたのは、のっぺりした「ゆべし」みたいな物体。
聞けば「コロイドなんちゃら」と言う品物で、傷口にそのまま貼るんだそうな。
すると沁み出してきた体液が、物体を溶かしつつ火傷を綺麗に治すとの事。


ここで閃くものが!
これって、ゴットハンド輝の「あれ」じゃねーの!?


ヲタヲタしい会話になりかねないので、ネタ元をおくびにも出さず「これって湿潤療法ってヤツですか?」と聞いてみました。
軽く驚いた様子の「うん、そう」の言葉に間違った達成感を覚えつつ、わくわくしながら両手を差し出す自分(笑)。


ペタリ。


まず最初に感じたのは、ヒンヤりとした清涼感。
それと。
あれ程しんどかったヒリツく様な激痛が和らぐ感覚。
冗談みたいですが、本当に楽になったんでビックリです。


その上から巻いてきた包帯を巻きなおし、ネットをかぶせて処置終了。
経過観察で、一週間くらいしたら来院するようにと仰せつかって帰宅。
ぐっすり寝られる事が、こんなに幸せだとは思わなかったなぁ・・・(苦笑)。


んで昨日が、二度目の診察。
症状が軽かったのか、掌のほうが治るの早いみたいです。
一部、貼り付けてた物体が溶け崩れており、表れた傷口は綺麗に塞がってました。
念のためにと巻いていた包帯も外してOKになり、やっと指が動かせるように♪
ミトンの手袋よろしく握る事しか出来ないのが、不便だっただけに嬉しいのなんの。
完治までは、もうちょいかかりそうですがトモアレ。
ガーゼ貼替に格闘することもなく、シャワー程度なら全く問題のない「湿潤療法」に感心しきりの今日この頃です。


・・・打ち上げ花火を手に持つのは、もう止めます(爆)。
【蛇足】
Wikipediaでの「湿潤療法」について→「こちら

*1:分かってくれますか!と、ホロリ(T^T)。

*2:その度に背筋をピクリとさせてたのは内緒w