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副題:再会の天地<上>
作者:三枝零一
挿絵:純珪一
待ちに待った一冊は、嵐の前の再会編。
一年強、待ってたかいがありました!
【感想】
犠牲のない世界を信じきるだけの勇気と、犠牲を受け入れるだけの覚悟の間に優劣なんてつけられませんて。
だから。
絆が枷になる展開、そのありのままの姿を見ていきたいな、と。
なかでも、余りにも「良いお兄さん」な真昼。
見てると、不思議な事に泣けてきます*2。
一番不安定なのは行き場を見失ったお姉さんだけど、その次くらいに危うい感じがするからかも?
「ノメり込み過ぎてる」と心配する半身の不安が当たらない事を祈りつつ、次巻を待ちたいです。