天帝のはしたなき果実

天帝のはしたなき果実 (講談社ノベルス)
その分厚さと、帯にある宇山日出臣氏の名前に釣られて買ったのですが、これが手強い。
 

90年代初頭の日本帝国。
名門高校で連続する惨劇。
子爵令嬢修野まりに託された数列の暗号を解いた奥平が斬首死体となって発見される。
報復と解明を誓う古野まほろ吹奏楽部の面子のまえで更なる犠牲者が!
 
本格と幻想とSFが奇跡のように融合した青春ミステリ
(オビ裏面より)

 
まだホンのチョッとしか読んでないので、当然といえばソレまでなのですが、



作品に、のめりこめません。
 
原因は、なじみのない音楽の用語がぽんぽん飛び出してくる点。
楽器の名称が「Tp・Tb・Hr」*1のように略されてたり、「だめ金」なんてフレーズが飛び交う世界には縁が無かったからなぁ・・・。
以前見た「笑ってこらえての吹奏楽部篇」と「のだめ」の分しか音楽的な素地がないので、受け止めるのに必死で楽しむ余裕がありません。
ある一線を越えたら面白くなるんだろーなとは信じているものの、少しめげてます。
 
ライトノベルサイト杯の結果も出てるので、個人的な新作チェックを優先するかも。
シリーズモノの円環少女と、単発の空とタマの評判が良いので、読んでみたいですね。

*1:トランペット・トロンボーン・ホルン、であってる?