ウィザーズ・ブレイン(5)

ウィザーズ・ブレイン〈5〉賢人の庭〈下〉 (電撃文庫)*1
副題:賢人の庭(下)
作者:三枝零一
挿絵:純珪一


このシリーズを読んで強く感じるのは「自分の居場所」について。
そして、それを守りたいという想い*2・・・。


それぞれの正義*3が整理され、役者が揃った所で今作は終わってます。
次巻以降に期待大です。


【ネタばれ有りの散文的雑感】


・→№17とサクラの戦闘シーンにちょっと妬けた・・・(爆)。


純珪一さんが挿絵描いてる小説は数あれど、このシリーズのイラストほど出色なのは無いんじゃないかな・・・。
・編集さんの指定なのかどうか判らないけど、「双子弟」と「彼女」のカットが非常に多くて嬉しいデス。
・その双子弟。今作まで絶対死なないキャラだと思ってた(いつも飄々としてるし)。けど随分印象が変わりました(危うさが出て、より好みに)。
・光使いの「許さない」は空の境界の黒桐に通じるものがあって良いです。→参考までに


・しかし、ツンデレラには泣かされます。



・・・どうだ? 見えるか?


これが―――本物の桜だぞ

・・・ええ娘や(T^T)。

*1:発売日:2005/09・レーベル:電撃文庫

*2:むしろ願い、かな?

*3:=闘う理由