終わりのクロニクル7

終わりのクロニクル〈7〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)*1
作者:川上稔
挿絵:さとやす


OK。
佐山はマロいし、新庄もマロい。
飛場は変態だし、ヒオのズレっぷりと言ったら神の領域入ってる。
全てのキャラを全肯定!


が、抜きん出て素晴らしいのは。
誰がなんと言おうとっ。


SfでFA!!
参ったよ、健気じゃねーか!
可愛いよ、可愛すぎる!
甘えん坊で泣けるよぉ(T^T)。






彼らが二人で迎える時を。
・・・たった一人で。




問いかける。



「・・・今、どこにおられますか?」と。


「どこにでもいて、どこにもいない。ならば・・・」


「・・・今、実はどこにもいないのですね、・・・」


その答えには、行きついて欲しくなかった。
けれど。



ディアナさんが居てくれて。
望みを理解してくれて。
黙って静かに看取ってくれてた。


(本当に良かったね・・・)


限りなく優しいシーンに涙が止まりませんでした。




納得の、そして充実の大団円。
ココロから拍手です。

*1:発売日:2005/12・レーベル:電撃文庫