終わりのクロニクル7
時期を逃したので、感想は日記の穴埋めにでも使おうかと思ってたんですが*1
昨日の日記で俎上に上げてしまったので今日付で書きますw。
*2
作者は川上稔。
電撃文庫で展開されたAHEADシリーズの最終巻で、発行日は昨年の12月25日。
つまりクリスマス。
これが素晴らしく相応しい!!
恐らく購入者全員がニンマリしたんじゃないかと。
最終巻であることが告知されていた7巻は、本当に一冊で収まるのか心配な所もあったんですが*3、予想を上回るカタチで無事出版。
曰く、1091ページ(爆)。
厚みにして5センチ(核爆)。
うちで一番薄い本が岩波のソクラテスの弁明の5ミリ。
ざっと10倍。
文庫版京極さんに勝るとも劣らない凶悪さに、日本の製本技術の高さを改めて実感w。
というのは置いといて。
第一巻である1【上】の発売が、2003年の6月。
それから延べ14冊。
怒涛の勢いで進撃*4。
終幕に近付くにつれて尚加速する様は爽快でした。
〆方も綺麗でしたね。
最後のタイトルコールは巧すぎると思います。
―あれは終わりのクロニクル―
奇跡の発刊ペースと怒涛の文字力に脱帽の一作です。