影≒光シャドウライト陰陽編
……そう?
何か、いつかテレビドラマで見たような、情けない顔をしているわよ。
信じていた奥さんが知らない男と密会しているのを偶然見てしまった旦那さん、みたいな……
これまでだったら、あっさりと、こんな台詞は出てこなかったんじゃ(笑)。
シリーズも3作目。
徐々に作品に落ち着きが出てきた気がします。
それこそ笑える余裕が出てきた感じで、物凄く好きな展開。
今後確実におとずれるであろう、師匠と姉の修羅場が早くも楽しみです♪
【蛇足】
読後、あとがきを見て思ったのが一つ。
担当さんが端折ったのって序盤ですか?
今回の敵役の内面にもう少し踏み込んでくれたら、もっと厚みが増したのに…*2。
あの性格になった象徴的なエピソードでも絡めてくれてれば完璧、だったんだけどなぁ・・・。
*1:発売日:2006/07・レーベル:集英社スーパーダッシュ文庫
*2:いや、ページ数のだけの話じゃなくて(笑)。