*1
作者:山形石雄
挿絵:前嶋重機
『以下、ネタバレっぽい』
家族を捨て、友を捨て、愚かな男に何を得ることもなく尽くし続け、あげくの果てに尽くした相手に裏切られ、何を為すこともなく敗れ死ぬ
だがそれを幸福と高らかに歌うなら
それは幸福なのでございましょう
酒見賢一的に言えば、「語り手の事情」が僅かに明かされる巻。
(個人的最大の山場は序盤*2だったのはココだけの話・・・w)
また。
このシリーズを読んでいて初めて、イラストの前嶋重機さんが「復活の地」も担当していた事を意識しました*3。
【蛇足】
「石雄よ。オレが君の味方だ!」*4。
さすが集英社、帯が豪華です(笑)。