TOY JOY POP
端から端まで読む為に、本屋のカバーを外して再読。
反芻しながら読み直してシミジミ実感。
「・・・面白いじゃん♪」
思いました。
「これは挿絵が主張しすぎちゃいけない作品なんね」
【以下、同様に独り言】
- 終盤の核心めいた部分は、それに対応する部分を探そうとして前に戻るより、違和感を覚えた場面を覚えておいて、最初から読み直した方が理解し易いと思います。
- 自分自身、完全に分かった訳じゃないですけどね*1。
- ただ。
- 自分なりにこの作品について理解し始めると、これだけ分厚くなった理由も見えてくるような気も。
- これは核心を隠すための手法なんだろな、と。
- 本筋に迫りながらも脱線(もとい路線変更w)する事を忘れない福沢。
- 彼を見ていると、そのように造形した作者の意地の悪さが透けてきて面白いですw。
- また。
- この本に載っている全てのものに意味があると捉えると、カバーのプロフィールにある衆瑛社(及びその出版物のタイトル)と、同じ「瑛」の字をもつ登場人物のキャラ設定について関連があるのかとニヤニヤ出来たりします*2。
- 昨日は読後感について「飛鳥井全死」に似てると言ってみたんですが、「魔女式」と「電波的な彼女」を足して2で割ったような感じって言った方が良いのかも、とか思い直しました。
- 最後に
- 作品内部のあちこちにリンクしまくってるおもちゃ箱みたいな作品なので、重箱の隅をつつくように、箪笥のホコリをチェックする姑のようにネブり尽くし害がありました。
【追記】昨日気になった犯人探しの件
実は読者が真犯人ってオチじゃなければ、作中に真犯人がいて推定するだけの描写があると思ったので、推理用のシートを作ってみたりも*3。
↓こんなの
※凄く暇なのがバレますが、三品目*4まで作ったあたりで作品への理解度が高まったので不要になったり(^^;。
【蛇足】
21頁の「真央ちゃんは、ごーりしゅぎしゃだもんね」は「瑛子ちゃんは、(ry」の誤植だと思うんだけど、どうなんでしょ?