普通の人々
おおすじ
皆がやることを 皆がやるように 普通にがんばってきた
絵に描いたような普通のサラリーマン「佐藤」さん。
その彼が「大衆的志向」を抑圧する「地方」に左遷され、一家総出で転勤したから大変です。
社員食堂で「定食」を頼もうものなら
自ら”選ぶ”ことの自由と権利をドブに捨て
ただ大多数が適当に美味しいと思うものを無難な量だけ詰め込んだ
堕落した人間たちのニーズに対応したセットメニューのこと!?
と罵倒され、弾劾される憂き目にあう始末。
少数派が圧倒的な権力を持ち、大衆派は人とすらみなされない街で
「普通の人々」である佐藤家は暮らしていけるのでしょーか!?