ライトノベルを名前で買う日々
自分は結構、中の人ネタが好きです。
この人はどんな基準で本を選んで、どんな風に感じたのか、それが知りたくてブログをチェックしています。
で。今日、目にしたのが下の記事。
ライトノベルの「作家買い」詳細解説と個人的な事例とか「イラスト買い」とか
「平和の温故知新」さん
面白そうなので、少し乗っかってみます〜。
名前で得をする人と損する人
最近、大相撲を見ていて感じるのですが、妙に座りの悪い四股名・微妙な語感の力士が居てますね。
慣れれば違和感がないとは言うものの、一度変だと思ったら、そう簡単に慣れるもんじゃありませぬ。
例えば朝青龍。
これは青を「しょう」と読ませますが、日頃余り使わない読みであり、どことなくレアな感じがします。
横綱という地位の持つ重みと、四股名のもつ希少感があいまって、良いイメージを持たせてくれます。
これは得な部類です。
対して損をしてると思う力士が、「栃煌山」関。
春日野部屋なので「栃」が付くのは分かるのですが「煌」の一文字だけが妙に浮いた印象を受けます。
あまりにも眩しすぎると言うか・・・。
これに続くのがどっしりとし、かつシンプルな「山」の一字なので尚更です。
「栃煌」くらいで止めておいた方が、スッキリしてて良かったんじゃないか、そう思ってしまう四股名です。
番付で目にするたび、違和感を覚えて仕方がありません。
同じ事が作家のペンネームにも言えるんじゃないかと。
内容に触れる前から「ちょっと・・・」と、敬遠されたら勿体無いと思うのです。
自分にとって、その典型がコバルトの「足塚鰯」さん。
「鯨」や「鮎」なら良く目にするし、変なカラーは感じないけれど、「鰯」は・・・微妙。
文章は結構読みやすくて好印象なんですが・・・うーむ。
何が言いたいかというと。
作家買い・イラスト買いは勿論、「ペンネーム(の印象)買い」してる人間も居ますよ、というお話でした。
では、そろそろ本題へ。
作家買いしてる人
作家名 | 理由 | 一言 |
---|---|---|
三雲岳斗 | キャラクターが好き | ランブルフィッシュが完結したころ、レベリオンの人だとようやく気づいたり。そこからは「聖遺の天使」やら、好みじゃないと言いつつアスラクラインも購入 |
川上稔 | 突っ走っちゃってる感じが好き | 連射王も熱かったし、シナリオ担当したゲーム「12」は今でもやってますね |
津守時生(多戸雅之) | 圧倒的な男性キャラの魅力 | 人懐っこい登場人物が良いです。やさ竜は異種だからBLじゃないと強弁してみます |
茅田砂胡 | ウォルと桐原猛にゃ惚れました | 大陸書房作品は、書籍を蒐集する楽しさを教えてくれましたよ(違) |
金蓮花 | 透き通った綺麗な文章が好き | 舞姫、水の都、砂漠の花。立て続けに泣かされました |
イラスト買いしてる人
絵師名 | 理由 | 一言 |
---|---|---|
珠黎こうゆ | 豪奢で美麗 | ゆうきりんの「薔薇」を買ったのは、間違いなくこの人の描くロザリオンに惚れたから。絵のイメージとは違って、バリバリのBL作品を担当される事は多くないのもポイントかと |
藤城陽 | くっきりとした絵が好き | ストレイトジャケットが好きだったところに、藤原京と組んだ「陰陽師は〜」でとどめを。冬の巨人はどちらかと言えばイラスト買いにあたります |
藤田香 | すっきりとまとまった絵が好き | 絵師が違ってたら、「黒魔女さん」を買うのはもっと遅れたと思います |
BUNBUN | 華奢なコを描かせたら一番だと思ってます | カレカノと薔薇マリにラジオガール。過去のイラスト担当作の実績が抜群です! |
藤田和日郎 | これは番外 | 田中芳樹作品以外で、お目にかかる事はもうない気がしますが、「ヤロフのアトラク屋」とその続編は間違いなくイラスト買いでした |
昔だったら「いのまたむつみ」「末弥純(雷の娘とか、一時のグインとか)」「鈴木雅久(次元城TOKYOとか、狼たちとか)」あたりがイラスト買いだったかな?
(この方々の表紙イラストを見たら、速攻で買ってた記憶が・・・)
総括
どういう風に本を買うかを、前にまとめたことがあります。
こちら→「皆さんの本の選び方を知りたいな」
そのうえで、読んで面白かった作家や、目に付いた絵師さんは、とことん追っかけますね。
これは、ネタ元の平和さんのスタンスと同じかな。
究極的には、まだ灰のうちに(完全にロストする前に)微かでも売り上げに貢献して、また面白い作品が読めるようになったら良いなと思っています。
*1:新刊が、出ない・・・orz