アスラクライン(5)

アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)*1
副題:洛高アンダーワールド
作者:三雲岳斗
挿絵:和狸ナオ


前巻あたりからジワジワと楽しくなってきた作品の5冊目。
自分、ハーレム的ラブコメは苦手なんですが、この作品くらいの距離感は良いなぁと思います。
(嫉妬まで行かないヤキモチレベルの歯がゆさが大好物ですw)

ごめんなさい・・・・・・本当は、わたし、ずっと怒ってたんです


夏目くんが、沙原先輩にだけ優しくするから
(256頁)




2秒くらい身悶えました(爆)。



と、まぁ。
それはさておき。
物語はいよいよ佳境、なのかな。
主要キャラクターはほとんど登場したそうですし、C†C的世界の謎も垣間見えた事だし。
後はその謎を解く鍵を握る人物次第って感じですね。
あっさり登場するのか、もう少し学園生活で引っ張るのか。
どっちでも自然だから、どちらでも構わないけど。
ひとまずまったりと次の一手を待とうと思います。


【蛇足】初版には誤植があるそーな。
がくやうら.net(9/7と9/9付の記事)
一部、文中で「あれ?」と思ったんですが、やっぱり誤植だったんですね。
もしこれが深見祭里の台詞だったとしたら、気が付かなかったかも(笑)。


あ、挿絵の方は言われるまで気付きませんでした。

*1:レーベル:電撃文庫・発売日:2006/09/25