青い花
物語の始まりは、
10年の月日をとびこえて、幼馴染の少女らが再会するところから。
この二人も含めて、登場する娘たちには大正浪漫な清潔感が。
物腰も落ち着いていて、女子高生というよりも女生徒といったほうがしっくりくる感じ。
描きこみすぎない淡いタッチの絵も印象的でした。
主人公は、
引っ込み思案なのに引っ込みがつかなくなって落ち込んだりする「ふみちゃん」と、無邪気で面倒見の良い「あーちゃん」の二人。
お互いに、どこまでも正直であろうとする二人の関係は、とにかく綺麗。
そして。どんな事があっても一人ぼっちにはならずに済む安心感、を共有出来た気がして嬉しくなります。
あぁ、このコらは良いコです。
・
・
・
なので。
近づこうとする男性キャラクターには、軽い拒否反応(^^;。
(ヤロー等は、サクマドロップスの薄荷味と一緒でいっ)
あーちゃんの兄貴の、
- 「行動」には、力いっぱい枕を投げつけて抗議しますが、
- 「言動」には、一部納得(←待テ。
この他、
とか思ったりも。
思春期と聞いてイメージする不安定さも確かにあって、先を知るのが怖いけれど、続きがどーなるのか気になります。
うん。
読んで良かったな。
追記
そういや「月刊シリウス」でも連載始めるそうですね。
タイトルは「ルート225」、藤野千夜さん原作だとか。
夏の魔術も気になるし。1/26の金曜日忘れないようにしておこう。