志村貴子さんが
ブログを開設されてたそうな!
志村貴子がブログ開設
(どらまん。)さん
完全にマークがずれてました。
早速、うちのアンテナにも登録です。
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うあ。
登録人数70人越えてる、みなさん情報早いですね。
タビと道づれ(1)
*1
作者:たなかのか
あちらこちらで、コミケの当落通知の話題が出ていて、「あぁ夏の前日がやってきたなぁ」と思っています。
今日読んだこれも、とある夏の作品でした。
内容
はじまりを告げる列車。
やって来たのは一人の少女。
知る者はたった一人の見慣れぬ地のはずが、警官が出迎え、少年が歓迎する。
戸惑う少女に彼らは問う。
どうやって入ってこれた・・・!?
ここは”緒道*2”。
海と坂と路地の街、そして。
同じ夏の一日を飽きることなく繰り返し、全ての路地が悪意を持って行く手を阻む、閉じた街。
この異変に気づき、街からの脱出を図る彼らにとって、少女の存在は閉じた世界に走った亀裂そのもの。
少年は言った。
お前、今から救世主になって 俺をこのふざけた世界から救い出せ!
すれ違う目的と願い。
迎えた孤独のなか、初めて向き合う心を閉ざした自分自身。
そして知る、街に秘められた謎。
青春迷走リリカルファンタジードラマ、ここに開幕。
感想
なんか好き。
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では、あまりにもなので。
- 造形で言えば、少女・タビの眉が良いです
- どことなくカペルテータ*3を彷彿とさせます
- 内容で言うなら、物怖じしがちなタビと、強引な少年・ユキタの間にある距離の縮まり方が微笑ましいです
- 「どこからが友達?」と聞かれて”あー”答える人種は”そー”は居ませんてw
- 実は、脱出するにさほど興味はなく、”平和な”町並みを眺める事を、楽しんですらいる警官・ニシムラさんのキャラも面白いです
- 「終わらない夏じゃなくて良かった」これは大物ですw
強烈なインパクトはないけれど、じわじわと染みてくる良さがあって、彼女らの姿をずっと見ていたいと思わせてくれる作品。
やっぱり、なんか好きです。
ライトノベルを名前で買う日々
自分は結構、中の人ネタが好きです。
この人はどんな基準で本を選んで、どんな風に感じたのか、それが知りたくてブログをチェックしています。
で。今日、目にしたのが下の記事。
ライトノベルの「作家買い」詳細解説と個人的な事例とか「イラスト買い」とか
「平和の温故知新」さん
面白そうなので、少し乗っかってみます〜。
名前で得をする人と損する人
最近、大相撲を見ていて感じるのですが、妙に座りの悪い四股名・微妙な語感の力士が居てますね。
慣れれば違和感がないとは言うものの、一度変だと思ったら、そう簡単に慣れるもんじゃありませぬ。
例えば朝青龍。
これは青を「しょう」と読ませますが、日頃余り使わない読みであり、どことなくレアな感じがします。
横綱という地位の持つ重みと、四股名のもつ希少感があいまって、良いイメージを持たせてくれます。
これは得な部類です。
対して損をしてると思う力士が、「栃煌山」関。
春日野部屋なので「栃」が付くのは分かるのですが「煌」の一文字だけが妙に浮いた印象を受けます。
あまりにも眩しすぎると言うか・・・。
これに続くのがどっしりとし、かつシンプルな「山」の一字なので尚更です。
「栃煌」くらいで止めておいた方が、スッキリしてて良かったんじゃないか、そう思ってしまう四股名です。
番付で目にするたび、違和感を覚えて仕方がありません。
同じ事が作家のペンネームにも言えるんじゃないかと。
内容に触れる前から「ちょっと・・・」と、敬遠されたら勿体無いと思うのです。
自分にとって、その典型がコバルトの「足塚鰯」さん。
「鯨」や「鮎」なら良く目にするし、変なカラーは感じないけれど、「鰯」は・・・微妙。
文章は結構読みやすくて好印象なんですが・・・うーむ。
何が言いたいかというと。
作家買い・イラスト買いは勿論、「ペンネーム(の印象)買い」してる人間も居ますよ、というお話でした。
では、そろそろ本題へ。
作家買いしてる人
作家名 | 理由 | 一言 |
---|---|---|
三雲岳斗 | キャラクターが好き | ランブルフィッシュが完結したころ、レベリオンの人だとようやく気づいたり。そこからは「聖遺の天使」やら、好みじゃないと言いつつアスラクラインも購入 |
川上稔 | 突っ走っちゃってる感じが好き | 連射王も熱かったし、シナリオ担当したゲーム「12」は今でもやってますね |
津守時生(多戸雅之) | 圧倒的な男性キャラの魅力 | 人懐っこい登場人物が良いです。やさ竜は異種だからBLじゃないと強弁してみます |
茅田砂胡 | ウォルと桐原猛にゃ惚れました | 大陸書房作品は、書籍を蒐集する楽しさを教えてくれましたよ(違) |
金蓮花 | 透き通った綺麗な文章が好き | 舞姫、水の都、砂漠の花。立て続けに泣かされました |
イラスト買いしてる人
絵師名 | 理由 | 一言 |
---|---|---|
珠黎こうゆ | 豪奢で美麗 | ゆうきりんの「薔薇」を買ったのは、間違いなくこの人の描くロザリオンに惚れたから。絵のイメージとは違って、バリバリのBL作品を担当される事は多くないのもポイントかと |
藤城陽 | くっきりとした絵が好き | ストレイトジャケットが好きだったところに、藤原京と組んだ「陰陽師は〜」でとどめを。冬の巨人はどちらかと言えばイラスト買いにあたります |
藤田香 | すっきりとまとまった絵が好き | 絵師が違ってたら、「黒魔女さん」を買うのはもっと遅れたと思います |
BUNBUN | 華奢なコを描かせたら一番だと思ってます | カレカノと薔薇マリにラジオガール。過去のイラスト担当作の実績が抜群です! |
藤田和日郎 | これは番外 | 田中芳樹作品以外で、お目にかかる事はもうない気がしますが、「ヤロフのアトラク屋」とその続編は間違いなくイラスト買いでした |
昔だったら「いのまたむつみ」「末弥純(雷の娘とか、一時のグインとか)」「鈴木雅久(次元城TOKYOとか、狼たちとか)」あたりがイラスト買いだったかな?
(この方々の表紙イラストを見たら、速攻で買ってた記憶が・・・)
総括
どういう風に本を買うかを、前にまとめたことがあります。
こちら→「皆さんの本の選び方を知りたいな」
そのうえで、読んで面白かった作家や、目に付いた絵師さんは、とことん追っかけますね。
これは、ネタ元の平和さんのスタンスと同じかな。
究極的には、まだ灰のうちに(完全にロストする前に)微かでも売り上げに貢献して、また面白い作品が読めるようになったら良いなと思っています。
*1:新刊が、出ない・・・orz
狐とアトリ
狐とアトリ―武田日向短編集 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-1)*1
作者:武田日向
という訳で、GOSICKの挿絵にてお馴染みの武田日向さんの短編集。
表題作含めて3作品を収録。
それぞれに番外編も用意されていて、お値打ちモノの一冊です。
これだけまとまった数の絵を拝むのは、挿絵だとまず無理なので、出版されたこと自体が素直に嬉しいです。
以下、感想は表題作から。
感想
タイトル:狐とアトリ
人里離れた山奥にひっそりと佇む御社*2を舞台に、最愛の姉と二人で暮らす姫巫女・アトリの一期一会が描かれます
盲目的に姉を慕う、勝気で真っ直ぐなアトリが可愛いのなんの。
少し時代がかった言葉使いも、その可愛らしさに拍車をかけます。
例)
- はあ・・・ 姉上の帰り遅いのう・・・
- 嘘は大嫌いじゃ!
- お供いたしとう存じます
うは、かわゆや!
小さな姫の「〜じゃ」って語尾は、「マハラジャ (ニュータイプ100%コミックス)」のまはらの頃から好きです。
(強く刷り込まれちゃってるんで矯正は不可ですw)
また。
最初読んだときは気づきませんでしたが、少し冷静になって読み返した時にびっくりしたのは、アトリがわざと怪我してまで、注意をひきたがった最愛の姉の名前が、実は出てこない点。
最初から最後まで、「姉上」で通してしまってます。
世界でたった一人しかいない「姉上」だから。
「姉上」といえば一人しか居ないから。
「姉上」と呼びかけるだけで良い。
そんな気がして、あったかい気持ちになったです*3。
小咄めいた番外編も、ほのぼのと幸せな感じ。
本当に良いおなはしでした。
独り言
後藤星さんの「Others (ピチコミックスPockeシリーズ)」と対になりそうな一冊。
にしてもだ、この作品に書影が用意されてないなんて怠慢としか。
蛇足
嘘つきなお姉さん
〈@〉ホーム~姉妹たちの想い
作者:高木信孝
先代のノートPCでは、蔵書管理に「コミュニケーションライブラリー ココロ図書館」を使ってました。
より正確には使おうと思っていたのですが、計400冊くらい登録したあたりで、PCの基盤がお釈迦に。
HDDをサルベージするのが面倒だったのでココロ図書館の利用は停止、以降は一切蔵書整理をしていません。
とはいえ、この人の絵はすごく好きなので、単行本が出てるのを知り買ってみました。
内容
舞台はメイドレストラン。
店長がパパ、先輩メイドが姉、後輩が妹になるという姉妹モノ。
大らかで、無口で、しっかり者の姉達が、ドジっ娘の妹を溺愛してます。
(どこかで見た構図w)
収録されているのは3話で、結末はどれもハッピー。
大甘な雰囲気を味わいたい時にはオススメです♪